現生ペンギン目全19種の見分け方

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存
  • 1
レスポンシブ

自己紹介をする機会があって特技が思いつかなかった。それはつまらないので何か特技を…
よし、ペンギンの同定ができるようになろう!!
まず2010年の国際鳥類学会議 (IOC)によると
原生のペンギンは1目1科6属19種だ
このくらいなら覚えられるな!(ちなみにペンギン目の姉妹群はミズナギドリ目)

では種別特徴と属内の見分け方行きますよ(何属かはすぐに分かると思うので)ついでに分布とサイズも書いておく
特徴を書くにあたって頭と背中は黒い、おなかとフリッパーの内側は白い、を前提にしています。
あくまで見分けられるようにするのが目的なので言葉で言い難い、ぱっと見で分からない特徴は省いている。
自分でそれぞれのペンギンの絵を描いてみると覚えやすいかも!
あ、成鳥です 雛は…また今度!

コウテイペンギン属

でかい。足黒い。

・キングペンギン
下の嘴、こめかみ、のどが山吹色。分布は南大西洋とインド洋の亜南極。90cmぐらい。

・コウテイペンギン
大体キングに似ているが、黄色が淡いのとくるぶしまで白い毛がある。分布は南極。1~1.3m。

キングとコウテイの違いは、白い毛が足首まで(キング)かくるぶしまである(コウテイ)かと、
こめかみの模様がはっきりしている(キング)かぼやけている(コウテイ)か。
生息域が被ってないし色も違うので慣れれば分かる

アデリーペンギン属

しっぽが長い。足ピンク。

・ジェンツーペンギン
白いカチューシャをしている。嘴と足はピンクか黄色。南極周辺にいる。80cmぐらい。

・アデリーペンギン
白いアイリング。羽毛が嘴の先端近くまである!南極住み。65cmぐらい。

・ヒゲペンギン
顔が白い、嘴黒い、ひげがある。ひげで一発でわかる。南極周辺にいる。70cmぐらい。

全員何かしらあるので簡単。
カチューシャかアイリングかひげか。

マカロニペンギン属

黄色い眉毛、オレンジの嘴、茶色の虹彩

・キマユペンギン
眉毛がまとまってしっかりしている。ほっぺに白い模様がある。ニュージーランドの森にいる。50cmぐらい。

・ハシブトペンギン
ほっぺの模様がないのと嘴の根本の皮膚が出ている以外キマユとほぼ同じ。系統近いので仕方ない。
ニュージーランドの近くのスネアズ諸島にいる。55cmぐらい。

・シュレーターペンギン
眉毛が元気で上向きに反り返っている。嘴の根本の皮膚が出ている。ニュージーランドの島、70cmぐらい

・ニシイワトビペンギン
イワトビ3種の眉毛はバラバラなので眉毛というかげえっ冠羽といった印象。
こいつは、冠羽だいぶ短め。パタゴニア。50cmぐらい。

・ヒガシイワトビペンギン
冠羽はそれなり。オーストラリア。50cmぐらい。

・ミナミイワトビペンギン
冠羽爆発している。南大西洋、インド洋南部。50cmぐらい。

・マカロニペンギン
眉毛は、つながっているしバラバラなので中途半端なハゲみたいになっている。
イワトビと似ているが繋がってるかどうかで判断。70cm、南極周辺

・ロイヤルペンギン
顔が白い!のですぐわかる。有り難い。あとは系統も近いマカロニと同じ感じ。
70cm、オーストラリアのマッコーリー島

似たようなのばっかりで難しい。
顔が白ければロイヤル、眉毛が太くて立ち上がっていたらシュレーター、眉毛が太くてほっぺの模様があればキマユなければハシブト、眉毛がバラバラで繋がっていればマカロニ繋がっていなければイワトビのどれか、となる
イワトビ3種については隠蔽種とは言わないが最近別種にされたので情報が少ない。見分けられなくても仕方ないかも…。分布見ればわかるし。

メガデュプテス属

モノタイプ。

・キンメペンギン
全体的に淡い。黄色いカチューシャをしているし頭は黄色い毛が混じっている。
ニュージーランド、70cmぐらい

似ているペンギンがいないのですぐ分かるはず。

コガタペンギン属

モノタイプ。小さい

・フェアリーペンギン
猫背で毛が青い。オーストラリア南部からニュージーランド。40cm。1kgしかない。可愛い

歩けば前のめりなのでわかる。

フンボルトペンギン属

全員、おなかの黒い縁取りと顔の白い縁取りがある。
どこかしらピンクの皮膚が露出する。模様が複雑でフリッパーにまである。

・ケープペンギン
顔の縁取りは胸につながる。目の上の皮膚が出ている。分布はアフリカの下の端。70cm

・マゼランペンギン
ほぼケープと一緒だがおなかの縁取りの上にもう一本、背中から出る黒いラインがある。
南米の下の端。70cm

・フンボルトペンギン
ケープとすごく似ている。皮膚の露出が目の上でなく目の間、嘴のあたりなのでそこで見分ける。
南米西海岸チリあたり、70cm

・ガラパゴスペンギン
顔とおなかの縁取りが両方ともかなり不明瞭で細い。
おなかの縁取りの上に背中から出る黒いラインがあり、こちらは太いので遠くから見ると単純な2色に見える。
フリッパーの内側が黒い、こともある。50cm程度、ガラパゴス固有種

こいつらは一見しただけではなかなかわかりづらい。
薄目で模様が消えるならガラパゴス、あとは胸の模様と頭の皮膚の露出をよく見るしかない。

最後に1種ずつ写真をはっておく。と思ったのだが著作権法に触れないようAmazonで頑張ったら全部揃わなかった。
見分けられるかな??これで君もペンギン博士だ!!!
が見分けられてもそれを特技というのか私は知らない。







レクタングル中x2
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存